オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

秘密の花園 11 木曜日・湘南ドライブ(1) 

 木曜日。今日の田島は、やけに機嫌が良い。「田島、何か良い事でもあったのか。今日はお前の方が秘密っぽいぞ」「何だ『秘密の花園』、お前忘れてんのか。今日はサークルで、湘南にドライブに行く日だぞ」 そんなことは、すっかり忘れていた。俺と田島は、大学にいくつかあるテニスサークルの一つに所属している。 俺はバイトがあったからサークルなんてどうでも良かったのだが、一緒に入ってくれと田島に頼まれて仕方なく籍だ...
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