オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

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夢叶 99 

―――そろそろ行くか。ギターをケースに収め、田島はベンチから立ち上がった。歩き始めたところで、ちょうど向こうから来た人に「エクスキューズ・ミー」と時間を尋ねる。「エット、ちょっと、まってください」流れるように出てきた日本語に、目が丸くなった。はずしたサングラスの下にある瞳はブルー。長く輝く髪は金髪。白く透き通るような肌に、すっと筋の通った高い鼻。どこをどう見ても日本人には見えない。「エット、3時50...
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