オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

夢叶 108 

今日も田島はニューヨークの街角に立ち、ギターを抱える。この頃は、路上に足を止めてくれる人々とのちょっとした会話や、鳥や動物、街の景色などを楽しむ余裕もでてきた。セントラルパークでの路上は定期的に行い、曲も増えてきた。来た頃より気候も涼しくなり、樹木の色が秋色に変わってきたことに時間の経過を感じる。木々の間を素早く走り回るリスとも、少しは仲良くなれたような気もするが、やはり、誰か人に演奏を聴いてもら...
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