オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

夢叶 155 

「もしもし」とっくに寝ていた。片目だけ開けて、誰からか確認する。ため息を飲み込んで、しぶしぶ出た。『玲、おめでとう』「シンさん、何ですか。こんな時間に」深夜の二時半。杉浦にとっては、普通に仕事をしている時間なのかもしれない。『今送ったメールを見てくれ』普段なら、後で見るからと即刻携帯を切り、眠りに戻るところだ。けれども、相手が杉浦ならば仕方ない。そろそろとベッドサイドのライトに手を伸ばした。「今見...
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