オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

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セカンドチャンス 16 水曜日(3) 

ミヒロの運転で、車はくねくねの坂道を登って行く。いつの間にか雲の色が濃くなり、ぽつぽつと雨が降り出した。「天気がこうなる前に、女の子を見つけて良かった」ミヒロが言うのに「うん」と頷く。道の両脇には木立が並び、雨の降る中でも始まったばかりの紅葉を見せている。ミヒロはいつの間にか黒皮製のドライビング・グローブを外していた。海水で濡れてしまったのだろう。「その猫、かなりかわいいね」運転しながらミヒロが目...
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