オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

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夢叶 121 

「寒い」

ギターのストラップを首に回すと、ブルッと肩が震えた。寒さのためかそれとも、身が引きしまるためか。

クリスマスも終わって、あとはニューイヤーを迎えるのみ。ここセントラル・パークは、宴の後のような静けさに包まれていた。

夏には瑞々しい青い葉を風に揺らし、秋には輝くような金色の紅葉を見せた公園の樹木が、冬の今は冬眠しているかのように静かにこの時期を過ごす。

しっとりとした空気の中、空を見上げると、今日は、冷たいものが今にも降ってきそうな色をしている。

今年の正月、祥子はマタニティー報告のために、久々に日本に里帰りをする。田島は、ニューヨークのアパートメントに残っていても良い、と言われていた。けれども考えた末、一緒に帰ることにした。

―――マディソン・スクエアー・ガーデンのカウントダウンを聞かずに帰るけど、別に良いよね。日本でテレビで見れるし。

そんなどうでも良いことをぼやっと頭に思い浮かべながら、ピックをつまんで軽く音を流す。

―――エディー、遅いなあ。あいつも忙しいのかな。

エディーも間もなく両親と共にニューヨークを発ち、シドニーで夏のニューイヤーを迎える予定でいる。電話で、父親にシドニーを案内するのだと嬉しそうに田島に話した。

待ち合わせの時間より遅れていたが、それほど気にも留めずに、田島はイントロを弾き始めた。ギャラリーが誰もいないところから始める。全くのいつも通り。

今日で最後のバスキング。最後はやはり、セントラルパークで。最初に歌った場所がここで、一番たくさん歌った場所もここだから。最後もここで行く、と決めていた。

シドニーで最初に作った曲から、ニューヨークで出来上がった最新の曲まで、一つ一つのシーンを思い出しながら歌っていく。

一通り歌った後、そこそこ足を止めてくれたギャラリーの数人に声をかけ、名まえを入れたパーソナライズド・ソングを歌う。

“Excuse me. Will you sing for me?”

めずらしく「歌って欲しい」と近づいてきた男の人に、「もちろん」と笑顔で答え、名まえを聞く。

“Sean.”
「ショーン。クール・ネーム」

「ショーン」の名まえで、いつものように始めた。

‘Sean, this is a song about you…
Sean, what a cool name…
Sean…’


歌い始めてからすぐ、なぜか急に人が集まってきたのに気付く。気付くと同時に、その人々が、「ショーン」のところを「ショーゴ」とあてて一緒に歌っているのが耳に入ってきた。

‘Sean (Shogo), your name is cool,
And you’re pretty cool…’


「あれ?」と思う間もなく、今度は楽器を手にする人がどこからともなく小走りにやってきた。

ギター、バイオリン、サックスなどを手にする人たちが、田島の演奏に加わる。タンバリン、肩掛けドラムなど、リズム楽器を持つ人たちなども、あとからあとから現れてくる。

―――おかしい。

そう思ったときには、手拍子と共に一緒に歌を歌う人々が、田島のことを何重にも取り囲んでいた。今まで一体どこに隠れていたのかと思うほどの人数になっている。

「ショーン」と歌っていた田島の声は、とっくに「ショーゴ」と歌う大勢の声にかき消されていた。

みんな田島に笑顔を向け、どうしてこの歌を知っているのだろうと思うほどに声を合わせて歌っている。「ショーン」と名乗った男性も、楽しそうに周りと一緒に「ショーゴ」と歌っていた。

―――なに、これ。何で?

田島のギターを弾く手が止まり、目が泳ぐ。周りの大合奏は止まらない。田島は何が起きているのか理解できずに気を張り詰め、眉間を寄せる。とにかく落ち着いて、ぐるりと自分の周りを囲む人々を見渡した。

「ああ、そうかよ」

思わず声に出し、目を細める。ギターを抱えたジョニーと、その隣で「ショーゴ」と声を張り上げているトニーが目に入ったとき、緊張が解けた。

驚いたのと分かったのとおかしいのとで、胸の底からわいた気持ちが抱えきれず、じわっと目に涙が浮かぶ。

「ちょっと待った」

田島は思わず一歩足を引いて、首を振る。後ろの方に祥子とクリスが手拍子を送っているのも見つけたのだ。目元が緩み、涙がつーとこぼれてきそうになるのを、ぎゅっと指で押さえた。

‘Shogo, you’re awesome. Because you’re awesome.
This is a song for you. Yeahhh!!!
Shogo! Shogo! Shogo! ….’


歌の最後は楽器も含めた大合唱となった。笑いと泣きを押さえて立ちすくむ田島は、「ショーゴ! ショーゴ!」というみんなからの大歓声と盛大な拍手に囲まれた。

“You’re awesome, Shogo.”

最後の最後にカメラを手にしたエディーが登場すると、また拍手が沸いた。

“Surprise!”
「エディー! オーマイガー」
“Sean is my American cousin.”

エディーのネタバラシに、大きく見開いた田島の目からもう我慢できないと涙がぽろぽろとこぼれ出した。

「ユー・メイド・イット」
“Yeah, I made it. Did you like it?”

「うん、うん」と頷くのに精一杯で、あとは言葉にならない。すごく嬉しいのに、涙腺が決壊したかのようにどっと涙が溢れる。

手の甲で涙をぬぐいながら必死に笑おうとする田島の頭を、エディーがくしゃくしゃとなでる。

「エディー、ザンギュー・ゾー・バーッジ」

ボロボロの泣き声で、何とかそれだけは言った。

“All the best, Shogo.”

エディーは、号泣する子どものようにヒクヒクとしゃくりあげる田島の肩を、両腕で組んで自分の方に抱き寄せた。

その二人に、トニーとジョニーも「グッド・ラック」と言って背中をさすり、ポンポンと肩に手をかけた。

ショーンや周りも田島とエディーやトニーたちを囲んで肩を組み合い、何度目かの歓声と共に、大きなグループ・ハグとなった。

その大きなグループ・ハグを遠くから優しく包むように、雲の中からこな雪がちらりちらりと降り始めた。



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『夢叶』旅行編(?)終了です。

長かった。うるる。田島もボッロボロのカイジ泣き。

ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございました m(__)m

たくさんの出会いと思い出を胸に・・・いよいよ日本に戻ります^^

サプライズのモデルです。

“Best Busker Ever”


http://www.youtube.com/watch?v=vmhZwjNvZKY&feature=related

こういうサプライズ系、好きですねぇ^^


ご訪問、ありがとうございます^^

『夢叶』に、ご意見、ご感想、ご助言等いただけると嬉しいです。

皆様が素敵な一日を過ごせますように。

Have a nice day!
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Comment

Name - lime  

Title - No title

うううぅ、これは田島君、泣いちゃうでしょう~。
うれしいねえ、こんなサプライズ。
海外のTVで、ときどきこんなサプライズを見るけど、本当に胸が熱くなりますよね。
仕掛けた方も、仕掛けられた方も、とってもハッピー。

愛されてるんですよね、とにかく。この人は。素敵なことです。
それにしても、田島君の泣き虫っぷりが、可愛い^^
もっと泣かしちゃえ~(S)

このあと久々の日本ですね。
みんな、待ってるよ^^
2013.07.10 Wed 08:28
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - limeさん

コメントありがとうございます。

サプライズ、上手くお届けできたでしょうか(?)
田島、これにはカイジ泣きでした。ボッロボロ(T_T)
リアルで仕掛けてみたいです。仕掛け人希望。

> もっと泣かしちゃえ~(S)

ぷぷぷ。limeアネゴに田島の泣き虫っぷりを気に入ってもらえたようで嬉しいです^^
田島をもっと泣きキャラにしたいかも、と画策しつつある作者(S)

はいっ。日本に帰ります!
田島の帰国と、あの人たちとの再会も、お楽しみに^^
2013.07.10 Wed 10:14
Edit | Reply |  

Name - 城村優歌  

Title - No title

うるる~泣いた~。

やっぱ音楽っていいなーと思います。
心が浄化されるぅ。

祥吾が、ニューヨークで得たものは、深く大きな愛でしたね。

旅行編のラストに、大きな拍手を!
ブラボー! ブラボー!

そして、ねーちゃんも一緒に帰ってくるのね!

おばちゃん、ちょっと安心したわ。
祥子ちゃんもお正月くらいは里帰りしていらっしゃいよ。
おばちゃん、成田に迎えに行くから。
すでに心はおばちゃんです。

2013.07.10 Wed 10:31
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - 城村優歌さん

コメントありがとうございます。

やた。城村さんが一緒にうるるしてくれた。
そのことにカイジ泣きする。
音楽してて良かった。
(↑ポイント、すっごいずれててすみません)

> 祥吾が、ニューヨークで得たものは、深く大きな愛でしたね。

おお。何というありがたいお言葉。
そうですね。逢った人みんなからたくさんもらいました。
幸せな奴です。
たくさんの人と逢うって良いなぁ、といまさらしみじみ。

アネキはいま日本に帰っておかないと、生まれてからは帰れないですからね。
ニューヨークで出産ですが、両親がそのとき来るかもです。
それまでにはニュージャージーの新居も出来上がっているでしょう。

じゃ、東京のおば・・・おっと、なんちゅこと言うの。
シティーのお姉さま。本日もスタイリッシュです。

アメリカン・エアで、旅の余韻をかみしめながら帰りますよ。
成田でお逢いできるのを楽しみにしていますね^^
2013.07.10 Wed 11:57
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Name - rurubu1001  

Title - No title

旅行編が、終わってしまったあー!!><
旅行編、かなり好きだったので終わってしまって少し残念。。
が、しかし!
田島くんのこれからを考えると次のステップですよね^^
いや~、サプライズ、泣いちゃいますよー。
もう大好きです、みんな。
って、私がグッときてもしょうがないんですが(苦笑)。

UPしてくれた動画もかなりいいです!!
けいさん、音楽のセンスナイスですよー。
何気に毎回UP動画も楽しみです^^
2013.09.13 Fri 23:13
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - rurubu1001さん

おお。旅行編まで・・・ありがとうございます^^

マスターは3年放浪しましたが、田島がそんなに放浪するのは無理(作者が)ということで、帰国します(^^;)
旅行で出会ったみんなは、一生の仲間ですね。
rurubuさんにグッときてもらえて嬉しいです^^

次のステップはどう展開するのか。
自転車操業で・・・(滝汗)

動画めぐりは楽しいですね。
そっちよりも、描きなさいって、っとに(><)
2013.09.14 Sat 10:24
Edit | Reply |  

Name - ポール・ブリッツ  

Title - No title

よかったね田島くん(^^)

ここまでの道のりは長かったけど、とりあえずひとつの心の山は越えたみたい。

さて、これから第四部か……。でもここでちとひとやすみ(^^;)
2013.10.06 Sun 12:07
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Name - けい  

Title - ポール・ブリッツさん

おお。ここまで! ありがとうございます。

ホント長くて、と書いた者が言うくらいで・・・
読んでいただき、とても嬉しく思います^^

そうですね。山を越えるときに見えた景色を胸に、
また前に向かって進んで行こうというところですかね。

第四部、ポールさんのペースでまたお越しください^^
2013.10.06 Sun 15:30
Edit | Reply |  

Name - 大海彩洋  

Title - 旅行編が終わったぁ(*^_^*)

はぁ~、堪能しました。
田島くん、いいことばっかりで、ちょっと恵まれ過ぎかな?って気もしたけれど、それも彼が引き寄せたものなんですよね。もちろん、周りの人々の助けがあってのことなんですけれど、彼の前向きな気持ちがこのちょっと恵まれ過ぎな展開を引き寄せたんだろうなぁ。
笑う門には福来る(何回言うのやら)。幸運って、本当に彼のような人のところに降ってくるんだろうな。
日本語でも心は通じる、世界の言語はひとつ=heart、うん、とても素敵ですよね!
かなりかなり、じ~んと来ちゃいました。

この歌の威力はすごいですね。
YOU TUBEの画像も素敵ですね。そうか、こんなところからイメージが広がっていったんですね。物語の湧き出すところを見せていただいて、ちょっと得もした気分です。
なんか、花火大会を思い出しちゃった。大事な人にメッセージを込めて、花火一発のスポンサーになるっていうやつ。
上げるときに、「○○さんから△△さんへ 日頃の感謝をこめて 〇号玉 いっぱ~つ!」とか言いながらあげてくれる……
そんなサプライズ、私も受けてみたい~~~(*^_^*)
さて、日本での活躍、楽しみです(*^_^*)
2013.11.01 Fri 21:40
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - Re: 旅行編が終わったぁ(*^_^*)

大海彩洋さん、旅行編読破、ありがとうございます^^

ドキッ。旅は順風満帆に終わりました(汗)
途中でアドベンチャー入れようかとちらりと思い、
いやいや、テーマから外れる上に長くなる(!)、と即やめました(^^;)

> 日本語でも心は通じる、世界の言語はひとつ=heart、うん、とても素敵ですよね!
> かなりかなり、じ~んと来ちゃいました。

わ、嬉しいコメです^^
大海さんもいろいろな場面で、言葉でない、という経験をされたことは多々あるのではないでしょうか。
感じること(センス)にも通じるような気がします。

へえ、そんな粋な花火があるんですかあ。
良いですねぇ。元気が出ますね。
サプライズは受けてもみたいけど、やってもみたいです(*^_^*)

さて、いよいよ日本に戻り、田島の周りもちょっと変わってきます。
お楽しみいただけますように^^
2013.11.02 Sat 13:09
Edit | Reply |  

Name - あかね  

Title - 第三章終了

なかなか追いつけなくて、やっとここまでたどりつきました。
ニューヨークの街でもショーゴくん、人気者ですね。
日本に帰ったら近いうちにプロになるのでしょ。楽しみです。

マジソンスクエアガーデン、憧れです。
ロンドンのロイヤルアルバートホールでブートレックビートルズのライヴを聴いたのが、唯一の海外でのライヴ経験なんですけど、アメリカにも行ってみたいなぁ。
アメリカでライヴを聴く、死ぬまでに一度だけでも……と願っています。

先日は田島くんを書かせてもらったのもあり、まるで息子のように思えてきました。
いろんないろんな経験をして、ますます大きくなって帰国する田島くん、将来は薔薇いろですよね、きっと。
2014.02.16 Sun 01:16
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - Re: 第三章終了

あかねさん、コメントありがとうございます。

やっとここまで。ホントです。
ここまで長かったでしょう。ありがとうございます。
やーっとぉ帰国です。

アメリカでライブ、良いですねえ。ロンドンも良さそう。
AUSバンドも結構良いですよ^^
私は逆に、横浜アリーナとかサマーソニックとかのライブに行ってみたいですね。
ユーチューブで満足しときなさい、という話もありますが(^^;)

そうそう。ユキちゃんに、田島の面倒を見ていただき、ありがとうございました。
あかねさんの息子が一人増えたのならとても嬉しいです^^

田島に薔薇・・・ぷ、となりそうですが、ありがとうございます。
(乾さんの方が薔薇という感じじゃないですかね)
2014.02.16 Sun 09:06
Edit | Reply |  

Name - 八少女 夕  

Title - いい旅でした!

こんばんは。
またしても章ごとのまとめての感想なので箇条書きみたいに長いですが、お許しください。

オージーはあっさり仲良くなるけれど、引くのも早いんですね。
これは新たな発見かも。
スイスジャーマンはその反対です。全然関わらないけれど、一度知り合うと深く突っ込んできます。

えっ。ロジャーはロマンシュ語ができるって、うちの近くの出身じゃない。
うちの州のしかも山間部にしかいないんですよ。名前はロマンシュっぽくないし性格もそれっぽくないので、親に連れられてしばらく引越してきたバイリンガルっぽいですね。ジュネーヴということはフランス語圏だものなあ。
でも、彼の言っている「ヤー」はきっと英語の「yeah」じゃなくて「Ja」に違いない。私も英語を話す時に、よく間違って「Ja」を使ってる(笑)

東京から田舎に来てすごく驚いたことの一つに、天の川やら星雲が見えるってことがありました。祥吾がマゼラン星雲をはじめとする星空に魅せられたのはとてもよくわかります。

『すべてのことに耳を傾ける』
というのは、とても大切なことかもしれませんね。たぶん私たちは耳を傾ける必要がないほど多くの音に取り囲まれ、どれが大切でどれが不要かもわからなくなっているのかもしれません。心を落ち着けて耳を傾けることで本当に聴きたいものがわかるのでしょうね。

ギターとディジュリドゥのコラボはいいですね。祥吾のこれまでの人生であるギターと、新しく教えをくれているアボリジニの世界が共に奏でる音が響く。

カンボジアで「パーン」を読んだときは「すわ、クメール・ルージュか!」と思ったけれど、パンクでよかった。そういうハードボイルドじゃなかったですね。

ニューヨーク編はお姉さんやトニーに導かれて、祥吾の歌と心が力強く大きくなっていきましたね。そして次々現れる有名人がまたツボ。名前も変えてあるけれど、ちゃんと誰がモデルかわかって楽しい。作品名もわかりやすいけれどおかしくもじってあって楽しかったです。

トニーはとんでもない大物だったし、祥吾は旅という遠回りをしているようで、成功の最短距離をまっすぐに歩んでいるんですね。

前の回の日本の宗教の話は笑いました。やっぱり、この件、氣になって書いちゃいますよね。

素晴らしいサプライズとともに、旅行が終わり、日本で夢の実現に向かって走り出すのですね。

また日本編を読むのを楽しみにしています。
2014.04.27 Sun 03:13
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - Re: いい旅でした!

八少女 夕さん、またまた凄いコメントをありがというございます。

オージーはすごくフレンドリーで親切です。何でも良いよ良いよという感じ。それであっさり感が高いのかもです。おお。スイスジャーマンも新たな発見です^^

ドキ。ロジャーは山間部の出身なのか、それとも都会の子なのか。とにかく語学に堪能なのかも(汗)

> 名前はロマンシュっぽくないし性格もそれっぽくないので、親に連れられてしばらく引越してきたバイリンガルっぽいですね。ジュネーヴということはフランス語圏だものなあ。

↑そういうことにしておこう(汗) うん。隣で「Ja」って言ってます(^^;)
ロジャーと田島、いつかどこかで再会してくれないかなあ。

> 東京から田舎に来てすごく驚いたことの一つに、天の川やら星雲が見えるってことがありました。祥吾がマゼラン星雲をはじめとする星空に魅せられたのはとてもよくわかります。

そうなんです。オーストラリアでも、シドニーやメルボルンなどの都会ではなかなか見られません。田舎ならでは。

> 『すべてのことに耳を傾ける』
> というのは、とても大切なことかもしれませんね。たぶん私たちは耳を傾ける必要がないほど多くの音に取り囲まれ、どれが大切でどれが不要かもわからなくなっているのかもしれません。心を落ち着けて耳を傾けることで本当に聴きたいものがわかるのでしょうね。

そうですね。すべてのこと、というのには、耳から入ってくること以外のものも含まれているのではと思います。そうして本当に聴きたいものがわかる、聴こえる、のかなあ。なんちて。

> ギターとディジュリドゥのコラボはいいですね。祥吾のこれまでの人生であるギターと、新しく教えをくれているアボリジニの世界が共に奏でる音が響く。

ここも、伝統と伝来を組み合わせてみました。自分の中でも結構良い音で気に入っています。ディジュリドゥのほうが合わせてくれている側。伝統のほうが懐が深いのかなあ。

> カンボジアで「パーン」を読んだときは「すわ、クメール・ルージュか!」と思ったけれど、パンクでよかった。そういうハードボイルドじゃなかったですね。

アジア方面も行ったことがないので、全く世界が分からなくて・・・。いつか確かめに行かなくてはです。

> ニューヨーク編はお姉さんやトニーに導かれて、祥吾の歌と心が力強く大きくなっていきましたね。そして次々現れる有名人がまたツボ。名前も変えてあるけれど、ちゃんと誰がモデルかわかって楽しい。作品名もわかりやすいけれどおかしくもじってあって楽しかったです。
> トニーはとんでもない大物だったし、祥吾は旅という遠回りをしているようで、成功の最短距離をまっすぐに歩んでいるんですね。

ありがとうございます。身内と自分より先を行く人の影響って大きいですよね。この旅で田島はたくさんのことを教わりました。パクリは私も楽しかったです^^

> 前の回の日本の宗教の話は笑いました。やっぱり、この件、氣になって書いちゃいますよね。

そうなんですよ! 夕さんの書かれたくだりにも、うんうんとうなずきながら拝読させていただきました。ガイジンさんにはやはり理解するには難しいみたいですね。説明するこっちもいつも苦労します。

> 素晴らしいサプライズとともに、旅行が終わり、日本で夢の実現に向かって走り出すのですね。

この旅でたくさんの人と出逢い、胸に得たものもたくさんできました。
それを大事にして次に進みます。

最終章も大きな事件とか事故とかが起こるわけでなく、淡々と進むのですが、
日本に戻った田島がどうなっていくのかを見守っていただけると嬉しいです。
2014.04.27 Sun 17:40
Edit | Reply |  

Name - 西幻響子  

Title - No title

旅行編、読了しました!(^^)!

田島くん、お疲れ様でした。
いやはや、いろいろなことがありましたね!

さまざまな人との出会いと別れ。
すべてが彼の宝物になったでしょうね~(羨ましい
その感情の集大成が、あの涙になったのかも?

海外の人々は日本人よりもずっとフレンドリーで(フランスとかは違うのかな?)、だから国内を旅するよりも親しくなりやすいという印象があります。

120話でのサムの『愛すべき存在が誰なのか、それを見なさい』というセリフ、いいですね!これこそ真理、という気がしました。

この『旅行編』を通して、人との触れ合いの大切さというテーマがじんわりと根底に流れている心地よさに浸ることができました(^^)/
2015.06.28 Sun 11:08
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - 西幻響子さん

わ。道中長かったでしょう。
嬉しいです^^ ありがとうございます。

いやはや、いろいろなことがありましたよ~。
作者が疲れました。っとに(-_-;)
田島は宝物を胸に、帰国します。
泣きは・・・この頃にはすっかり田島は泣きキャラに。
この先も泣きます(^^;)

オージーはフレンドリーですよ~。
日本人はやさしいかな。

> 120話でのサムの『愛すべき存在が誰なのか、それを見なさい』というセリフ、いいですね!これこそ真理、という気がしました。

わ^^ ありがとうございます。
サムは宗教の中に生きている人ではないので、考え方が現実的です。
田島にもその方が分かりやすかったかもです。
お陰でちょいホームシックになりました(^^;)

> この『旅行編』を通して、人との触れ合いの大切さというテーマがじんわりと根底に流れている心地よさに浸ることができました(^^)/

なんか、西幻さん、深いところで読み取ってくださり、ありがとうございます。
田島も(作者も)この旅行を通してたくさんのことを学ぶことができました。
次章でそれが生かされていると良いのだが・・・(汗)
2015.06.28 Sun 16:03
Edit | Reply |  

Name - LandM  

Title - 

いいですね~~。こういう別れ方も~~。
楽しそうですよね~~。
旅行編も終了!!??
田島くんも日本に帰るのか。
永遠の放浪人のイメージがありますけど、いつかは日本に帰るときが来たのですね。
それもロマンですね。。
(ノД`)・゜・。

あ、読み逃げは大丈夫なので。
けいさんとは長い付き合いですからね。
準備ができたら、またコメントしてやってくださいませ。
ご自身のブログも書かないといけないですしね。。。
以前も話しましたが、お身体ご自愛くださいませ~~。
(/・ω・)/
2016.09.17 Sat 07:15
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - LandMさん

コメントありがとうございます。
返事が遅くなってすみません。

うお。LandMさん、とうとうここまで。ありがとうございます!
みんなから見送られて、旅行編終了です。
田島、日本に帰ります。
また長いんだ…(予告 -_-;)
(あでも、その辺は以前読んでいただけたのかな?)

いつも色々とお気遣いをありがとうございます。
LandMさんもお体にはくれぐれもお気を付けくださいね。
2016.09.20 Tue 18:25
Edit | Reply |  

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