オリジナル小説を綴っています。 拙いものですが、少しでもお話を楽しめる憩いの場になればと。

秘密の花園 15 金曜日・喧嘩(1) 

 金曜日。また田島は、朝サボリ。昼に学食で見つけた。

「お前、また朝サボっただろ」
「サボリじゃねーよ。病院に行ってたんだよ」

 田島は包帯でぐるぐる巻きになった左手を、俺の目の前に突き出してきた。

「三針縫った。深いらしい」
「良かったな、左手で。あ、車の鍵はポストに入れておいたから」
「今朝見つけた。サンキュ」
「んで?」

 今日は、俺が田島に突っ込む番だ。たまには良いだろう。

「何?」
「で?」
「だから何?」
「亜希ちゃんは何時に帰ったの?」
「泊まってった」

 今日の田島は、話しの切れが悪い。

「そうなんだ。じゃあ、朝メシ作ってもらったとか?」
「ん・・・」
「病院も一緒についてきてくれたとか?」
「ん・・・」
「もしかして彼女の運転で行ったりして?」
「ん・・・」

 いつもとは立場が逆転だ。おもしろいぞ。

「今日の帰りも、送ってもらうとか?」
「知らねーよ。もう、いいだろ。お前の方は、春菜ちゃんとどうだったんだよ。ちゃんと送ったのかよ」
「安全運転で、家まで無事に送り届けました、だよ」

 もちろん俺の方は春菜ちゃんを送るのに、ベイブリッジ経由で山手にある洋館まで行った、なんてことなど言うはずがない。俺は『秘密の花園』だからな。

「昨日のシャツ、あとで洗濯して返すから」
「いらないよ。お前、凄く血流してたから洗濯しても落ちないだろう。雑巾にでもして、彼女のために部屋の掃除にでも使え」
「返すっ!」

 今日の田島は、しおらしくおとなしかった。それは、怪我のせいだけではないだろう。彼女とはどうなったのか、もっと突っ込みたかったが、やめといてやった。

 ―――ふふふ。お前から言い出すまで、待っといてやるよ。



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   徹さん、田島君とは良いお友達^^

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読んでいただき、ありがとうございます。皆様の一日が平和でありますように。

Have a nice day!
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Name - -  

Title - 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.11.16 Sun 18:42
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Name - けい  

Title - 鍵コメさん

わ、お久しぶりです~^^ コメントありがとうございます。

田島と彼女に何があったか。
実は次作の中でこのときのことを描いたのですが、改稿時にカットしてしまいました(うわ><)

サイコものですか。挑戦は素晴らしいです。応援しています。
こちらにもまたお時間のあるときに、お越しいただけると嬉しいです。

こちらでは先週、アジアカップの準決勝のチケットが販売されました。
ジャパンもAUSも残ると良いなあ。それで、盛り上がると良いなあ^^
2014.11.16 Sun 20:36
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Name - LandM  

Title - No title

田島くんも毎度毎度大変だ。。。
まあ、それはそれで切り抜けていくのが田島くんなので。
ガンバ!!
・・・・と応援しても、不幸がやってくるのが田島クオリティ。
( 一一)
2015.10.31 Sat 13:57
Edit | Reply |  

Name - けい  

Title - LandMさん

コメントありがとうございます。

このころの田島はかなり学生っぽいです。いあ、学生なのですけれど(^^;)
徹さんと出会って、良いお友達関係になっていくところです。

ぷぷ。毎度大変なのですが、LandMさんはじめ、徹さんを含む皆様の応援をいただいて切り抜けている模様(?)
田島クオリティ、ですか。それ良いですね。
クオリティ高めていって・・・ほしいものですね!?
2015.10.31 Sat 17:12
Edit | Reply |  

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